本好きナースマン

色んな本を読んで日々の生活に潤いを与えています。目指すは年間100冊読了。

トレースの真相

本日も桜木紫乃さんの世界に触れるべく2時間程、釧路市内を自転車で回ってきました。もう3月というのに歩道には雪が残りまだ自転車は早かったかという思いになりました。釧路に桜前線の便りが届くのは後2ヵ月先になりそうです。

現在は柴崎コウさんが主演された氷の轍という作品に触れていますが、桜木さんの作品の中でも数少ないサスペンス系の内容になっています。前回の凍原に続き釧路警察署の刑事課の第2弾です。また順次、作品の舞台については追って掲載していきたいと思い増す。

 

もともとサスペンスやミステリーが好きな私にとって今回の連続ドラマでもそういった内容のもので興味があるものは見るようにしています。今回のトレース。

 

なんというか、真相がわかったときえっ!?って感じました。

千原ジュニア演じる檀の、あの笑顔に腹がたち、無性に笑顔をどうにかしてやりたくなったって!?そんな理由。どんだけ高校時代に捻じれた人生を送っていたのって。源家は完全なるただの被害者ですね。

 

正直、最終話直前に犯人は誰かなって予測してました。檀が明らかに怪しそうな演出をしている感じから何かしらの関与はしているだろうと思っていましたが、作品途中から急に出てきて、妙に親切にする早川先生。そして、DNAの採取するチャンスを僕が作るなどリスクの高い現場に向かう辺り、絶対に先生かなという疑いを持ってから臨んだ最終話。早川先生と真野が喫茶店で会話している時、早川先生の妊娠3カ月か。といった時、先生なんでその事知ってるの!?ほらきた。って思いました。

そして兄以外を実際に殺害したのは早川先生ではありましたが、陰で操った檀の行動については全くといって予想できないものでした。まだまだですね。

それでも最後までとってもおもしろく何度も涙する会もありとてもいい作品だったなと思います。