著書の山口さんは３２歳の年収３２０万円だったそう。
一念発起し金融・起業の書籍を読みこみ独立。２０１８年に会社を売却。
その利益を米国株中心に運用し、経済的自由を獲得。
メディアへの露出も増え、お金の相談も受けるようになり、FFCを立ち上げる。
２０２１年「資産運用をしよう」という言葉をTikTokで世界一広めたとしてギネスにも認定されたそう。TikTok、YouTubeでは「ライオン兄さん」名義で活動されているのだという。
内容は基本的な金融リテラシーから、実際にFIREを達成するために、必要な計算や方法などが記述されている。文章も初心者に分かりやすい内容となっている。
コロナショックを受け、日本経済や株価の弱さが露見され、色んな方が米国株での運用の方が良いという意見をよく耳にするようになった。
実際に私自身もつみたてNISAから資産運用をはじめ、バランス型で１年ほど経過し、その後は個別株にも興味を持ち、コロナによる株価変動の激しい時に、流行り株に飛びついて何度も悔しい思いも経験しながら、日々勉強中です。今も資産的には鳴かず飛ばずであり、まだまだだなぁ～と思いながら色んな方の著書を読んでは勉強しています。
そして、やはり米国株に投資は必要だという結論に至り、昨年辺りからS＆P５００に毎日少額ではありますが積み立てを始めました。
山口さんもS＆Pへの投資は必要と述べており、改めて自分の投資先が間違ってはいないという確信を得られました。
また、世界的に有名なウォーレン・バフェット氏はアップルなどの株を保有している事でも有名ですが、そのバフェット氏も米国株に投資をし、成功を収めています。
バフェット氏の総資産は１０００億ドル（日本円で約１１兆４０００億円）以上といわれているそうです。金額が桁違い。。。
すでに９１歳の高齢でもあり自分が亡きあとは慈善団体に財産の９９％を寄付し、残りの１％を妻に遺すとしているそうです。（１％でも約１１４０億円）
そして、その１％の財産のうちの９０％を米国の代表的な株価指数である「S＆P５００で運用するように」という遺言を遺しているのだそう。
この本ではなぜアメリカ株がいいのか、なぜ株価が上がるのかという事なども紹介されています。日本でもアメリカでも個別株の運用は難しいとは思いますが、S＆P５００であれば、アメリカのハイテク株などは組み込まれていますし、この本を読むと米国株に投資したくなると思います。投資はあくまで自己判断で自己責任ですが、実際に成功した方の意見というのは非常に参考になります。
日本の超低金利では、多くの日本人がどんどん貧しくなっていきます。今からでも遅くないと思いますし、何よりも金融について学ぶ事だけでも意味があるものだと思うので、投資について興味を持ちだした方にはこの山口さんの著書、おススメだと思います。
