著書の霜田さんは9歳でSMAPに憧れ、18歳でジャニーズJr.オーディションを受けた「元祖・ジャニヲタ男子」。現在は、WEBマガジン「チェリー」で編集長として活躍されている。
本書では16人のジャニーズとジャニー喜多川論が紹介されている。
中居正広、木村拓哉、長瀬智也、国分太一、岡田准一、井ノ原快彦、堂本剛、堂本光一、櫻井翔、大野智、滝沢秀明、風間俊介、村上信五、亀梨和也、伊野尾慧、中島健人。
それぞれの考え方や生き方を紹介されている。個人的には国分太一さんが印象に残っています。
人を動かすには人に好かれる。自分の理想の状況を作り出すために必要なのは、力の行使ではなく、人に好かれること。
そして自分をさらけ出す姿勢を大事に、立場が上になっても低姿勢で、バカだと思われてもいい。なんですか?わからない?という言える強みを大事にし、そこから学んでいく。挨拶も自ら行い、心がけているのは「自分の周りの人たちがいつも笑っていられること」だそう。
個人的に、自分が常日頃心がけている事を体現しているのが国分さんだと感じた。大人になると、人にも聞きづらくなるし、頑固になる。
こういうスタンスで器の大きな大人に成長していきたい。
芸能界で長く第1線で活躍するという事は本当に大変な事だと思う。それぞれがどんな思いで、どういう事を意識して活動しているのか、そういった事が分かる本になっている。この考え方すごくわかるし、自分の考え方に近いと感じる人もいると思う。ジャニーズが好きな方でもそうでない方にも人生論として役に立つ本かなと思います。
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