本好きナースマン

色んな本を読んで日々の生活に潤いを与えています。目指すは年間100冊読了。

エリザベス二世

英国のエリザベス2世が2022年9月8日に逝去されました。

慎んでご冥福をお祈りします。

そして、9月19日に国葬がとりおこなわれました。


www.youtube.com

とても素敵な国葬でしたし、エリザベス女王が国民から、そして全世界の人から愛されていたことが伝わる内容だったと感じました。

 

生誕95年を記念して出版された「エリザベス二世」は全10章で構成されており、新たな王朝の創設から新しい世代までの出来事が紹介されている。

エリザベス女王がどうしてこれほどまでに人々に愛されたのか、それが気になり本書を手にした。

 

日本でもつい先日、安倍元首相の国葬が行われた。

国葬にかかる費用が16億円にものぼるとニュースになり、各地で反対のデモも多く起こった。正直、個人的には反対というのが個人的な意見であった。

今、国民は円安による影響で物価高で日々の生活が大変な人も多くいる。実際に、周囲でも大変という人の方が多いという話を聞くことの方が多い。

確かに今回の国葬の費用に関しては、国民1人に換算すれば数十円の世界の話なのかもしれない。しかし、だからといって国葬にする必要があったかどうかについては疑問が残る。もちろん、安倍首相が国際的に活躍されたこと、アベノミクスを掲げ日本経済を活性化しようとした功績もあるし、国葬にしたかった政府の思いも分からなくもないが、タイミングとして慎重に考える必要はあったのかなと思う。

これからの日本にとっては本当に問題が山積みです。

少子高齢化で2022年度の出生数は80万人を切る見込み、二次関数的に減少しています。男性の育休制度も本格的に始まり、男性が育休をとれば、母親の育児が軽減され、出生数も増えるという認識なのかもしれませんが、育児は生まれてすぐだけではなく、成人を迎えるまで続くし、その後も続きます。

目先の対策ばかりしても簡単に子供は増えません。現在、9歳、5歳の子供を育て父親ですが、本当に大変です。

もちろん、産まれてすぐが大変なのは当然ですが、それからも子供の突然の体調不良や反抗期、塾や運動の習い事、勉強のフォローと突発的に起こる事、日々の行事など、木中長期的に子供に充てる時間を確保できることができるのか、今の日本社会の働き方ではやはり、そこまでの理解を得るのは難しく、どうしても母親のウエイトが重たくならざる負えません。

日本政府の抜本的な改革、日本企業の働き方の見直しや男性の会社や家庭での意識改革を早期に行わないとこの問題は解決できないと思います。