本好きナースマン

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ミズノ本  村尾隆介  サッカー日本代表お疲れさま

サッカーW杯、日本代表健闘しましたね。惜しくもクロアチアPK戦のうえ、敗れてしまいましたが、この16から8の壁というのは非常に大きいと思います。

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私も小中の時、サッカーを経験し、その後高校からはテニスをしています。

一時期、錦織圭がテニス旋風を巻き起こし日本を沸かせた事があります。残念ながらテニスの4大大会でタイトルを今現在とれていません。ですが、4天王と呼ばれた、ナダルフェデラージョコビッチ、マレーという化け物揃いの中で何度も対戦し、勝ったこともある錦織ですが、この4人のすごい所は勝負所でのギアの上げ方や要所でのポイントの取り方、勝ち方を知っていてこの10数年の間、ほとんどこの4人がタイトルをとってきました。

 

サッカーの話に戻りますが、日本にとっては今回の予選リーグが全てであり、この予選を勝ち上がることに全精力を注がなければ突破は厳しい状況にありました。

ベスト8まで全て出そろってはいませんが、ここまでの勝ち上がりを見るとやはり順当なチームが勝ち上がっているように感じます。

勝負所での精神力や、流れが来た時にどうその流れを引き寄せるか。それを個人ではなく、チームとしてとなるとやはり経験などまだまだとてつもない壁なんだと思います。

日本の選手も早いうちから海外でのチームで経験し、個々の能力は間違いなく上がってきていると思います。なので、近い将来ベスト8という目標に向かって頑張ってほしいと思います。選手の皆さん、お疲れさまでした。

 

さて、ミズノの話になりますが、今回の日本代表でも何名かの選手が着用していたと思います。主将でもある吉田麻也選手は、11月18日に発売されたMIZUNOαを着用。5年ぶりの新作だそう。ミズノ史上、最もスピードを追及したそう。重さも約190gと相当軽いです。

ミズノは美津濃株式会社が正式名で今の社長が4代目。創業は1906年(明治39年)水野利八さんが創業者。
世界の従業員は約3,800人、世界82か国以上で販売。国内での取り扱い店舗数は約5,600店、アイテムは29,000にものぼる。
ナイキやアディダス、プーマなどに続く世界8位のスポーツ用品メーカーといわれている。
2022年】スポーツメーカー売上ランキング(世界編)プーマ ...
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これだけ見るとナイキやアディダスはすごいですね。
ナイキはアメリオレゴン州発祥、アディダス、プーマは共にドイツ発祥。この2つはダスラーという兄弟が仲たがいし、兄がプーマ、弟がアディダスを創業する。
スケッチャーズはアメリカリフォルニア州、ルルレモンはカナダ・バンクーバー。ルルレモンはヨガウェアなどが主力のよう。そして、アンダーアーマーニューバランスアメリカです。
世界の売り上げベスト10のうち、アメリカが4社、ドイツが2社、カナダ1社、日本3社なら健闘しているのかもしれません。売り上げ規模でいうとまだまだですし、中国の企業であるリーニンなどは中国だけでも市場規模が大きいのでこれから伸びてきそうです。
 
ミズノは野球やサッカー、陸上、テニス、ゴルフなど様々なジャンルで幅広く活躍しています。
創業者の水野利八さんは「ええもんつくんなはれや」を口癖にし、それは代が変わっても今も最高の品質を求め、継承されています。
このミズノ本を読むと、ミズノの素晴らしさに気づくことができました。コロナになった時にもミズノのマスクも話題になったきがきます。ミズノ製なら安心できる。それはミズノにとっての強みなのかなと思います。
本書の中で、ミズノ製品のユーザーはミズノとは長い付き合いをする人が多い。コストパフォーマンスの良さから全国の部活生に人気。部活を引退したらしばらくはミズノを離れて、より見た目がクールに映る他のスポーツ用品ブランドを手にする人も多い。でも、初老になったりウォーキングシューズが必要な頃に、またミズノに戻ってきてくれる方が多いとミズノ社員の方が述べています。
でも、これはなんとなく分かる気がします。やはり日本製のものが日本人に馴染みやすいように作られているので、見た目より履き心地などを重視した時にはやはりそうなるのかなと思います。私が昔、サッカーをしていた際にディアドラだったり、アディダスやプーマといった所が主流ではありましたが、硬さや幅などなんとなく合わないと思った記憶があります。