本好きナースマン

色んな本を読んで日々の生活に潤いを与えています。目指すは年間100冊読了。

大きな文字でもう一度読みたい文豪の名作短編集

昔、教科書で習ったことのある文豪の作品って結構多い。名前とタイトルは思い出せるのに内容はほとんど忘れてしまっている。これは教科書で断片的に読んだだけで、試験のために名前とタイトルをなんとなく覚えたという事が大きい。

 

この作品には

ロッコ 芥川龍之介

よだかの星 宮沢賢治

一房の葡萄 有島武郎

走れメロス 太宰治

高瀬舟 森鴎外

檸檬 梶井基次郎

耳無芳一の話 小泉八雲/戸川明三訳

堕落論 坂口安吾

が掲載されている。

走れメロスなどは冒頭の「メロスは激怒した。」はとても有名である。でも、なんで激怒したんだっけ?確か友人のために走ったはずだけど、どうして走ったのか・・など意外と思い出すことができない。この作品を読めば思い出すことができます。

文字も大きく読みやすくなっています。大人になってから読みとまた違う感性を養われる感じがあっていいですよ。