吉田紀子さんは1959年生まれ。明治大学文学部卒業後、OLを経て富良野塾へ二期生として入塾。脚本作品にドラマ「お見合い結婚」、「恋を何年休んでますか」、「Dr.コトー診療所」、映画「涙そうそう」など多数ある。
このハナミズキの舞台は釧路管内を舞台にしており、紗枝と良子の住んだ家も残されているよう。(2023年現在はわかりませんが。)
参考https://4travel.jp/dm_shisetsu_tips/13159561
生田さんといえば、こちらも釧路を舞台にした「僕らがいた」で吉高由里子さんと共演していました。釧路と縁があるようです。
原作では紗枝と康平の恋愛でもあるが、紗枝の母良子と圭一の物語でもある。
それぞれの初恋から遠距離、ハナミズキへと物語が交互に展開されながら話が進む。
珠玉の恋愛小説です。
ハナミズキの花言葉は「私の想いを受け取ってください」「返礼」「永続性」といった言葉があるよう。一青窈さんが歌った「ハナミズキ」も素晴らしい歌ですよね。
映画でもキースポットとなる灯台。灯台を通じて母娘の物語もリンクする。
https://ameblo.jp/uk-kiyo777/entry-12745078655.html
そして、カナダ東部にあるペギーズコープの白い灯台。母良子が圭一を追いかけ、カナダに渡った時、娘の紗枝を抱えて撮ったという舞台。そして、大人になった紗枝にも再びこの灯台の話は関係する。
https://www.oricon.co.jp/news/75722/photo/2/
何年経ってもいい作品はいい。と思わせる作品でした。