釧路の鳥取⁉️
初めて島根から釧路に来た時、鳥取という地名があるのを知って、ずっと気にはしていました。そのうち、釧路と鳥取が姉妹都市というのも知り、移民が開拓した地だと知りました。
今日、ずっと行ってみたかった鳥取神社に併設されている鳥取百年館という施設に行って来ました。
昭和59年鳥取移住100年を記念し建設。鳥取城のイメージを復元し、館内には移住者の遺品、鳥取市寄贈の甲冑2組、鳥取ゆかりの広徳寺の瓦、鳥取藩主池田家の家宝、鳥取神社遺品など、国宝級の品や歴史的価値の高い資料が約1600点展示されている。
池田家はもともと岐阜城主。輝政が姫路城主になった時にと記載あり。釧路に所縁のある士族のルーツを辿ると世界遺産の姫路城とも関連あり、さらには徳川とも関係があるという事で新たな発見がありました。
広徳寺の瓦。
水戸藩徳川斉昭の子供であり、慶徳は池田に入り、慶喜の徳川最後の将軍に。
しかしながら、明治に入ると士族は非常に厳しい状況に陥るのである。池田家もまた、新たな土地を開拓しなければならない厳しい立場であった。
鳥取県士族移住前史より
明治維新の変革、それは武士たちにとって青天の霹靂であった。明治2年に版籍奉還、4年に廃藩置県が実施され、下級武士のほとんどが窮乏にたたされた。
歴史をたどることで、新たな発見ができました。