本好きナースマン

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ヒゲのウヰスキー誕生す 川又一英

ニッカウヰスキー - Wikipedia

ニッカウヰスキー - Wikipedia

この絵を見たことがある人は多いと思う。札幌のすすきのにも大きなパネルがある。

ニッカウヰスキーである。

ニッカウイスキー創業の竹鶴政孝は、いつの日か、日本でウイスキーを造りたいと考えていた。大正7年(1918年)、竹鶴は単身英国に渡る。さまざまな困難を乗り越え、ニッカを興す。国産ウイスキーの父と呼ばれる竹鶴の苦闘と栄光の半世紀を描いた本作である。

 竹鶴正孝(1894.6.20~1979.8.29)

広島県竹原町出身、ニッカウイスキーの創業者で、サントリーウイスキーの直接的始祖、マルスウイスキーの間接的始祖である。

ja.wikipedia.org

現在、ニッカウイスキーの工場は北海道の余市町宮城県の宮城峡にある。

・ニッカウイスキー余市蒸留所(北海道・余市町) 北緯43度、東経140度

1934年ニッカウイスキー創業者竹鶴政孝により、第一の蒸留所として建設。鮭が遡上し、鮎が躍る清流・余市川大自然がそのままの余市岳、海の幸に恵まれた日本海、豊かな自然に囲まれている。

世界でもまれな石炭直火蒸留。1日500~600回石炭をくべる。

 

・ニッカウイスキー宮城峡蒸留所(宮城県仙台市) 北緯38度、東経140度

1969年竹鶴政孝により、第二の蒸留所として建設。広瀬川、新川川という2つの清流が出合い、心地よい風が緑豊かな森のさわやかな香りを運ぶ。

宮城峡のフルーティーな香りのウイスキーを造るバジル型蒸留器。香りの秘密は器の形にあるそう。

先日、知人から聞いた話しでは、国産のウイスキーがなかなか手に入りづらくなっているそう。中国の富裕層の方が購入していると。本当!?と思いながら近くのドラッグストアに行ったところ、ブラックニッカも宮城峡のウイスキーも陳列していました。
 

 

セットのウイスキーを飲み比べするのもいいですね。普段はビールを飲むことがほとんどですが、今回の作品を飲んだら少しウイスキーにもチャレンジしてみようかなという気持ちになりました。