しあわせのパン 三島有紀子
父親が三島由紀夫さんのファンだったという事もあり、シャレで名付けられたという。大阪府出身。
北海道の静かな町・月浦にある若い夫婦が営むパンカフェ：マーニーがあった。
実らぬ恋に未練する女性、出て行った母への思慕から父を避ける少女、生きる希望を失った老夫婦が次々と店を訪れる。
彼らを優しく迎えるのは、２人が心を込めて作る温かなパンと手料理、そして一杯の珈琲だった。
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そして、洞爺湖のほとりで実際に営むカフェが実在します。
カフェ「ゴーシュ」。不定期営業のためHPを確認した上での来店がいいようです。
ちなみに最大のカルデラ湖は屈斜路湖で２位は支笏湖。すべて北海道ですね。
面積も大きければ、湖のスケールも違います。
洞爺湖といえば２００８年に洞爺湖サミットが開催されたことでも有名。
作品は、店に訪れるそれぞれの物語と、夫婦がなぜこの地に来たのかという物語で構成されており、１つ１つが短いのでとても読みやすい作品です。
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