３０代を無駄に生きるな 永松茂久

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私自身３８歳になる。この本を手にしたとき、まだ後２年あると捉え読むことにした。

そして、自分自身この３０代を振り返ったとき、未来に向けた投資ができただろうかと考えた。

現在、看護師として働いている。もともと大学卒業後、一般企業に就職した。

一般企業で４年ほど働いた後、看護師という道を選び３年間専門学校に行くことに決めた。卒業し、急性期病院で働き始めたのがちょうど３０歳になる年であった。

病院での看護師の仕事はやりがいはもちろんあるし、日々学ぶこともあり時間が足りないくらい充実していた。しかし、裏を返せば、時間が足りず朝から晩まで仕事と勉強で時間が過ぎていく。すでに結婚し第１児もいたが、家族や子供との時間が確保できない苦しさ、そして閉鎖的な空間で自身が世の中の事をどんどん分からなくなっていったのもこの頃だ。３年が過ぎた頃、療養型の病院に転職することを決意した。

そして今、その病院で６年目を迎える。この６年間は家族や子供との時間も確保できたし、やり方によって自分の時間も確保できるようになった。

そして、その時間を使ってこうしてブログや積み立てＮＩＳＡ、個別株での株式投資な、検定試験など、色々な事にチャレンジをした。投資についてはそれなりに失敗と呼べる経験もし、中長期的なスタンスをとることで落ち着いた。

とにかく学びが多い充実した内容になった。そして、残り２年。これからはその経験を生かし、資金的にも増やしていきたいし、最終目標は世界各地の世界遺産を自分の目で見に行くことだ。もちろん、短期的な旅行では満足したものにはならないから、時間や費用を気にしたくない。そのために、今から不労所得をどう増やしていけるかを考えているわけだが。

今回、この本を読み、少なくとも方向性は間違っていないという事は確認できた。

３０代に身につけなければいけない考え方、捨てるべき考え方、人間関係力、仕事力、人に好かれ力、習慣力などが載っている。

３０代とうたっているが、今の生き方に疑問を持ったりしている人なら役に立つと思う。