自分の心理学 齋藤勇

立正大学名誉教授で、日本ビジネス心理学会会長。

「自分ってなんだろう」

仕事がうまくいかなくて落ち込んだり、恋人と喧嘩したり、思うように自分の意見が言えず嫌な思いをすると「自分ってなんでこうなんだろう」とマイナスな気持ちになる。

自分について考える事は必ずしもマイナスとは限らず、本当の自分を知ることができ、自分のしがちな行動や、考え方の傾向がわかりプラスに変えることができるという。

本書内には心理テストがあったり、イラストがあったり、色付けしてあったり、ポイントが載っていたりと、心理学の参考書のようなテイストになっているので、堅苦しくなく、気楽な感じで読みやすい内容になっています。

自分のことって自分が一番わかる存在でもあるが、案外、わかっているようでわかっていない側面も多いと個人的には思います。自分が分かっていなければ、正直いって誰もわからない気がしますよね。

まずは、自分で自分のことをよく理解することで、周囲にも自分がこういう人間だって理解してもらえる機会にもなると思います。

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