本好きナースマン

色んな本を読んで日々の生活に潤いを与えています。目指すは年間100冊読了。

皇帝の漢方薬図鑑

看護師として勤務している自分ですが、先生が処方する薬剤のほとんどは西洋薬がほとんどで1つの有効成分を含み、特定の症状に働きかけるものが多いです。

しかし、時々、漢方薬を処方することもあります。抑肝散や葛根湯、大建中湯など有名な所から何て読むのだろう漢方薬もあります。

そもそも漢方薬は、自然の植物、動物、鉱物などを混ぜて薬にしたもので、色々な成分を含んでいていて、体のバランスを全体的に整えて、多様な症状に働きかける。

漢方薬の作用は穏やかで、副作用は比較的少ない。飲むタイミングとしては、基本的に食前(食事の30分前)や食間(食事と食事の間で食後2時間後くらいの空腹時)がよいとされている。漢方薬は胃腸障害を起こすことなく、空腹時の方が素早く吸収されるため。

 

今回の書籍では漢方薬の基本知識はもちろんのこと、写真やイラスト、そして皇帝という設定を用いて漢方薬について分かりやすく紹介している。