本好きナースマン

色んな本を読んで日々の生活に潤いを与えています。目指すは年間100冊読了。

子どもにはどんどん失敗させなさい

著書  水野達朗さん

 

長女が小学校に入学し、ちょうど半年(自粛期間があったので実質はもう少し短い。)です。

保育園以外の友達も増え、学校自体は楽しんでくれているようです。

最近は、宿題以外にも家庭学習たるもの増え、仕事から戻るとご飯の支度、お風呂入れ、下の子のご飯介助等寝させるまでの数時間は毎日戦争。そのため、少しでも早く終わらせたいという思いから、「明日の準備して」、「宿題したの」、「ハミガキするよ」とこちらの都合優先にしてしまっていた状況です。そして、その流れを止めたくないため、ついつい「なんでしてないの。」、「早くやりなさい」と怒ってしまい寝る頃にはくたくた。言うこと聞かないから夫婦で小学校にいってから生意気になったなど会話していました。そんなとき読んだこの1冊。心が楽になるとともに、自分自身の行いが、毒親で子供の自立や自主性の成長にフタをしてしまっていることに気づかされました。

 

 

子育ての究極の目標はズバリ、「もしあなたが明日死んでも残された子どもが生きていけるようにしておくこと」

そう考えながら、この一週間ほど生活してみました。できる限り、自分で寝るまでに、明日までに何をしなきゃいけないか、準備しなきゃいけないか。時間がなく、少し誘導してしまうこともありますが、自分で考える、行動させることで、頑張って動いてくれています。何よりこちらの怒る、イライラするという感情が圧倒的に減っていることに気づきました。

夫婦共働き、時間のないなかでの子育ては毎日四苦八苦ですが、これからの時代は今の私たち30代よりもさらに大変になっているように思います。その中でも、楽しく前向きな大人になってほしいため、日々奮闘していこうと思います。

 

今回読んだ本は1ページあたりの文字数も少なくわかる、そうかという感情を持ちながらさらさら読めるのでオススメです。