賢い子を育てる100のおはなし
近年、テレビ番組では東大生がクイズを解く番組や、子供たちが活躍する博士ちゃんなどがあります。特に博士ちゃんでは、城、魚、野菜などある1つの知識に特化した子たちの活躍が目立ちます。
もちろん、本人たちが好きで学んでいると思いますが、それをサポートする親の協力も欠かせないと思います。野菜が大好きな子は休みになれば、地方の道の駅に行って野菜直売で買ってみたり、城が好きで全国の城巡りをしたり。百聞は一見にしかずということわざがあるように直接、自分の目で触ってみるというものほど、知的好奇心が高まるものはないと思います。
が、しかし、そこまで子供に提供できる時間、お金をどれほどの人ができるでしょうか。日本人は特に時間に追われがちなところがあります。そして、学校教育は平均を好む傾向になりがちです。もちろん、悪い意味でなくみんなが大人になって働くために必要なことを学んでいく場です。
私自身、昨年くらいから株式投資も始めました。昨年はダイナミックな相場に私はうまく対応できませんでした。しかし、自分なり勉強できたし、経済や政治に関する知識も増え、お金に関することを学んできました。
なぜ、こんなことを話したかというと小中学校では一般教養がほとんどで、高校になって商業や工業など分野が分かれるイメージです。今でこそ、小学校から英語やプログラミングといったものが入ってきているようですが、私が学生の頃は円高や円安などはさらっと学んではい終了だった気がします。お金のことを学ぶのは卑しいイメージをもたれがちですが、小さい時から学べばもっとよかったと思います。それは、自分の子供たちを見ていると興味関心あるものへの知識吸収の早さにビックリすることが多いからです。それだけ、子供の好きな事を見つけて伸ばすという事が大事だと考えているからです。これは、紛れもなく親の仕事だと思います。これから紹介する本はまさに好きな事が見つかるきっかけになる本だと思います。
この本では、著者は賢い子は、勉強ができる子よりは知的好奇心の強い子だと言っています。知的好奇心を持つ子は、なにごともおもしろいと思い、みずから本や図鑑を読んで調べる力もつきます。知らないことを知りたいという欲求のまま、やりたいことに取り組むので、勉強も苦にならず、結果、自然と学力も高くなります。
子供の知的好奇心を高めるにはやりなさいとさせるのではなく、親が楽しむ姿を見せる。それを見せることでやってみたいという気持ちになると言っています。確かに親でなくてもお兄ちゃんやお姉ちゃんがやっているものを下の兄弟が真似して結果、小さい時からその環境にあるので上より上手になっているイメージもありますね。
この本では、いきもの、科学、地理、生活、スポーツなど、幅広いテーマの話があり、1話3分ほどで読み終わるので、小さい時は寝る前の読み聞かせとして、少し大きくなったら自分で読む教材として個人的にオススメです。
うちも今は、読解力が苦手そうなので、文章問題用に利用しています。
さらっと紹介すると以下のような内容です。
🔴いきもの
・クマはなぜ冬眠するの?
・アリはどうやって甘いものを見つけるの?
🔵ひとのからだ
・血はどうして赤いの?
・泣くとなぜ涙がでるの?
🟢しぜん
・かみなりはどうして光るの?
🟤うちゅう
・どうして昼と夜があるの?
これは一部ですが、13のジャンル、100のおはなしで構成されています。
うちの子供は何に興味があるのだろうと悩んでいる方にぜひオススメです。