本好きナースマン

色んな本を読んで日々の生活に潤いを与えています。目指すは年間100冊読了。

怪物の町  倉井眉介

タイトルにインパクトがあったのと、作者の倉井さんが1984年生まれということで、同い年という所に親近感が沸き読了。

 

あかね町に引っ越してきた辻浦良太。あるとき、塾の帰りにあかねの森公園で人殺しの現場を目撃し、その時暗視ゴーグルをつけた謎の女性に助けられ難を逃れた。

女性曰くこの町は人殺しの町である。しかし、証拠も消えるし、この町では人殺しは当たり前のように行われていて、警察に通報した所で取り合ってもらえないという事であった。それでも、事件がうやむやになるのが納得できない良太は自らで事件の真相に迫る決意をする。謎の女性はその後良太の力になってくれることに。

そもそも女性の話は真実なのか、妄想なのか?あかね町を舞台にした殺人物語が幕を開ける。

読み終えての感想は登場人物がそこまで多くないので、良太の目撃した殺人事件の犯人も予想の中の1人ではあった。そして連続殺人の犯人も捕まった。

事件終盤、謎の女性は失踪する。先輩は事件に巻き込まれたのか?はたまた?