本好きナースマン

色んな本を読んで日々の生活に潤いを与えています。目指すは年間100冊読了。

ウクライナ侵攻

なんだかテレビを見ているとこれは本当に起こっている現実なのかと感じつつも、改めて戦争という恐怖について考えなければならない。

日本は武力で東アジアを制圧し、敗戦の歴史から非核3原則を掲げ、平和の国へと向かい、今がある。今の日本はもちろん、おかしな事件も毎日のように起こっているが、戦争のようなレベルの問題はなく、平和といえば平和であり、平和ボケしているからこそ、日常でのおかしな事件がよく起きているような気がする。

そして、日本の良さは島国という事なのだろう。今回のウクライナ侵攻にはソ連崩壊から、NATOとの問題や、日露の問題など調べればきりがないと思うが、1つ言えるのは、ロシアにとって、地理的にも物資的にもウクライナは必要だし、新露派でなければいけない国であった。ウクライナNATOには加盟していなかった事もあり、西洋諸国はロシアの侵攻に対して、経済制裁などは行うというものの、軍事的な支援などは今の所行われていない。何はどうあれ、ウクライナの一般市民はただただ、被害者なのだ。尊い命がこれからどんどん失われていく。

日本の岸田総理はG7などと連携を図り、早急に対策をとる。と言っているが、どこか他人事。この問題は日本も当事者として考えなければならない問題である。

今回の事で思うのは、ロシアとの領土問題である北方領土の問題については、日本にとって最もよい4島返還は夢のまた夢なのだろうということ。話し合いで解決できる問題であれば、もっと進展しているだろう。プーチン大統領は長期政権という政治権力で抑圧的に国を動かしている。かたやこちらは定期的に総理も変わるし、期待できる総理も現れない。この状況を考えると、尖閣諸島の中国もそうだし、韓国との竹島問題もそうだが、実効支配して自分たちのものだと主張した国の方がもちろん間違いなのかもしれいが、何も手出しができないのであれば、取ったもん勝ちという解釈になるのではないか。日本も自国を守るための軍事力強化という考えも必要だし、日本という国がどんどん高齢社会になり、経済的にもすでに置いてかれている国であり、政治的にも期待ができないのであれば、日本の将来はただただ暗い。

もちろん、世界のどこにも安全な国というのはないかもしれないが、国外での生活という事も視野に入れつつ、自分や自分の周りがどうすれば幸せになるかいう事を個人レベルがしっかり考えなければいけないのだと思う。