ベリーズ・バリア・リーフ自然保護区 2022.7.10(日)
登録年:1996年 登録基準:(ⅶ)(ⅸ)(ⅹ)
ベリーズの海岸から沖合250kmにわたって広がる。北半球では最大のサンゴ礁。
約963㎦の世界遺産の登録エリアには
・グレート・ブルー・ホール自然記念物
・バカラルチコ国立公園と海洋保護区
・ハーフ・ムーン・カイエ自然記念物
・サウス・ウォーター・カイエ自然公園
・グローバーズ・リーフ海洋保護区
・ラフィング・バード・カイエ国立公園
・サポディーヤ・カイエス海洋保護区
以上の7つの保護区が含まれる。海域は水深50mまで届くほど透明度が高く、その美しさからカリブ海の真珠と言われている。
サンゴに適した環境で、65種に及ぶ多様な形態のサンゴが見られる。
また、500種以上の魚類や350種の軟体動物が生息している。
過度の観光開発、マングローブの伐採、近海での石油探査計画などにより、2009年から危機遺産リストに掲載されたが、2018年にリストから脱した。
ブルーホールは水深200mhと言われる。石灰岩の地盤が隆起し、侵食によって削られ、そこに水が流入し形成されたとされる。
同じようなブルーホールが隣県のメキシコの内陸にも多数存在する。