本好きナースマン

色んな本を読んで日々の生活に潤いを与えています。目指すは年間100冊読了。

なぜ世界を知るべきなのか 池上彰

池上さんの番組は分かりやすくて好きです。

なんともいっても子供番組での出演もあることから、わかりやすく説明してくれるのが非常にいいと思います。

池上さんも本書で言っていますが、アウトプットは自分の知識の確認にもなるので、重要だといっています。では、他人に分かりやすい説明(=アウトプット)をするためには、自分自身の知識への深い理解が必要になると思います。

池上さんもよく新聞や本を読むと買いてありました。

よくわからないことがあればネットで検索することが多いですが、それでは偏った知識の習得につながることが多く、危険でもあると言っています。そのためにも、新聞や本で正しく理解し、補う材料としてネットでの情報を活用すると書いてありました。

 

地図の事についても少し紹介されていましたが、日本を中心とした地図が日本では当たり前ですが、それは他国にいけばまったく違い、昔ではヨーロッパが中心であったので、日本は東国などと称され、端っこにある国であった。物の見方は当たり前のようで当たり前ではないという事を認識するのは大事だと確認しました。

よく、日常会話の中でもそんなの常識でしょ!?とか思わず言ってしまうが、それはそこでの常識だったり日本だけの常識だったり。もちろんその中で住んでいる分にはそれでよいが、非常識たるものが実は違う国では常識だったりするので、ステレオタイプになることなく、常に色んな事を学び物事を多角的に捉えられることがしていきたいと感じました。