本好きナースマン

色んな本を読んで日々の生活に潤いを与えています。目指すは年間100冊読了。

マーダーハウス  五十嵐貴久

マーダー=murder=殺人、殺人罪、殺人事件などを意味する。

五十嵐先生といえば2001年「リカ」で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞しデビュー。リカシリーズも現在、8弾まで出ていたと思いますが、シリーズ本を読む前にまず、五十嵐先生の作品に触れてみようと思い、今回の作品を手にしました。

表紙の雰囲気とタイトルに興味が沸き、読了。

最後の結末に衝撃。ある意味で予想外。ミステリーものは好きで最後の結末にビックリすることはよくあるが、この作品もそう。えっそっちのパターン!?という感じ。

 

新潟で生まれ育った藤崎理佐は、鎌倉にある大学の史学部に1浪した後、晴れて合格し入学することになった。引っ越し先を探していた理佐は、「サニーハウス鎌倉」というシェアハウスを見つけ、家賃も破格の4万5千円。南国風の別荘で充実した設備に興味を惹かれ入居することを決めた。

年齢は理佐が一番若いが10代後半から20代後半までの美男美女が8人集まっていた。そして、人柄が良い人ばかりで幸先の良い大学生活をスタートさせたのだが・・・

体育大学に通う鈴木の死をきっかけに事件は加速度的に展開していく。サニーハウスに隠された秘密とはいったい・・・。高校の時の同級生である高瀬と事件の真相に迫る。

 

読みやすく、一気読み必至です。そして最後の結末!!。ぜひ読んでほしいです。