本好きナースマン

色んな本を読んで日々の生活に潤いを与えています。目指すは年間100冊読了。

2020年

気づけば年の瀬。今年も残す所、あと1日ですね。2020年はどんな年だったのでしょうと聞かれれば、コロナ一色でしたね。

私自身も看護師として苦しい年でした。コロナ最前線で戦う医療従事者は本当に大変だったと思いますし、まだまだ終わりが見えない。ワクチンをこれから投与していく段階にも関わらず、世界各国で確認され始めた変異種。本当に離職者も増え、医療崩壊だとメディアが騒いでいるが、とっくに崩壊へのカウントダウンは始まっていたと思います。看護師だけで取り上げれば白衣の天使でなんでも優しく助けてくれる。そんなものは国民が作り上げた偶像ですよね。看護師にも家族や大切にしたいものがあり、ただの白衣の人間。生きていくために必死です。にも関わらず家族とも触れあえず、旅行や飲み会なんてほとんど行かず、できる限りの感染予防を図り、勤務する病院に自分が媒体となってウイルスを持ち込まないように努力しています。そんな努力を続けているにも関わらず、世間からは距離を置かれたり、偏見を受ける。給与も減る。そりゃあやってられないです。それでも、少しでも助けたいと思って最前線に戦ってくださる方々には頭が下がります。

私なんて器の小さな看護師です。テレビで旅行している時にインタビューを受ける人を見れば??と思います。経済活性のために旅行もいいと思います。だけど、こっそり行ってきてくださいって思います。渋谷のハロウィーン、自粛要請しましたが、やはり一定数はいましたね。仮装することで関連企業のグッズが売れてそれもよしだと思います。だけど、インタビューに応えてウイルスにかかっても全集中で治しますなんてアホな発言を報道するのやめてほしい。メディアは本当に必要な情報を発信してほしい。ウイルスは目に見えないからこそ、その恐怖を失うことが最も怖いです。メディアやネットの影響で一人一人が情報を得るスピードは格段に早いです。情報を鵜呑みにする人、疑ってかかり冷静に自分なりに解釈できる人、全く信用しない人、さまざまいると思います。だからこそできる限り正しい情報の発信をお願いしたいです。

かくいう私も情報に踊らされている1人です。だけど、情報に人間は支配されていると認識するだけでも違うと思います。

 

2020年のコロナが流行りだしてから自分なりに決意したことは、

①改めて家族という媒体の大切さに気付き最後まで守ること。

②日本の政治についてもっと関心を高め、俯瞰的に眺めることができるようになり、自分なりの解釈をすること。

③本業以外に副業という概念をもち、複業というスタンスを築くこと。

以上、まだまだ勉強段階だけど、②、③については模索中。

さて、2021年日本はどうなるか。

実体経済と乖離した株式市場の崩落の懸念。

本格的な失業者の増加と採用控えによる完全失業率の増加が顕著に現れてくる。

五輪の行く末。個人的には難しいと思う。

 

また、来年も少しずつでも感じたことや、オススメの本、釧路の魅力の発信に役立つ情報を投稿していきたいと思う。