神のダイスを見上げて 知念実希人
2023年10月、地球に巨大な隕石(小惑星ダイス)が地球に接近。
衝突すれば地球は消滅する。人類滅亡の恐怖に世界が怯え混沌とする中、
漆原亮の姉、圭子が殺害された。母を癌で亡くし、父は家に寄り付かない人間であり、兄弟2人で力を合わせ助け合ってきた。姉の復讐を誓う亮は、残された5日間で犯人を見つけ出すことを決意する。犯人に近づく一方で周囲の人間が狙われたり殺害される。
亮の復讐はかなうのか、そして姉の死の真相はいかに?
謎の同級性、美咲との行方は?
知念さんといえば、医療系のミステリーなどが多い印象で、今回の作品はライトノベルのような印象を受けた。高校生の青春と絶望を描くミステリーでいつもとは少しテイストが違う印象だった。
最後の真相についてはそう来たかという感じで意外性があったのはやはり知念さんの作品だなという感じ。少し、好みが分かれそうな作品だなと思います。
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