言葉は人を元気にするし、傷つけたりもする。
人間は脳が発達し、他のどの動物よりも言語という言葉を用いて他者とコミュニケーションを図る。
言語も人類の進化の過程で発展し、今では地球上に６５００種類あると言われているそう。人類の祖先を遡っていくと、アフリカの辺りが新人類の基とされているが、食べるものや住む場所を求め、ヒトはあちこちにちらばっていった。そうしたヒトの移動とともに、言語も多様化し、複雑になっていった。
私も日本語しか話せないけど、英語はしゃべれた方がいいなと思うし、これからは中国語やヒンディー語なんてのも人口比率で考えると必要になるのかもしれない。
しかし、どんな言語であろうと言葉の本質は同じであり、うれしい言葉は心の中に入りこみ、温かくし、力の源になる。本書では１２０の言葉が掲載されており、女優さんやビジネスパーソン、スポーツ選手など、影響力のある方も多くの場面で苦しみ、もがいて今の地位を確立した。そんな人たちの言葉だからこそ、励まされること間違いなし。
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