本好きナースマン

色んな本を読んで日々の生活に潤いを与えています。目指すは年間100冊読了。

史跡北斗遺跡に行ってみた。

約半年ぶりの投稿になってしまいました。

私が住んでいる釧路という町は真夏でも30度いくかいかないか。30度なんてなった日には町中大騒ぎです。そんな短い夏ももうそろそろ終わりにさしかかってきました。

お盆も過ぎ、今日は20度いくかどうかでしょうか。

日々、仕事と育児に奮闘中です。今日は、子供2人を保育園へ送り。

下の子、保育園で検温。37.8度。ん!?2回検温しても同じでした。

保育園では37.5度以上は預かれないという規定があるため、そのまま帰宅することに。

やっぱり少し調子も悪いのか、今はすやすやと寝ています。

そんな訳で久しぶりにブログを更新しようと。

この夏、釧路湿原ラソンに参加したり、釧路の歴史について触れようと色んな施設を訪れたりしました。

その中でも、史跡北斗遺跡です。最近は世界遺産検定に続き、北海道観光マスター検定やくしろ検定というご当地の検定にも興味があり、行ってきました。

 

史跡北斗遺跡

この遺跡は旧石器時代から縄文・続縄文時代を経て擦文時代に至る重複遺跡です。釧路湿原を望む台地上に、縄文・続縄文時代の浅い円形・楕円形竪穴102軒、擦文時代の四角形竪穴232軒がくぼんだ状態で残されています。

 旧石器時代の火を焚いた跡、縄文時代の住居跡・墓墳や小貝塚、擦文時代の住居跡が確認されています。

 

これはパンフレットに記載されていたものを転記したものですが、これだけでもえ!!って感じがしませんか?多くの人が縄文時代の後は卑弥呼が出現する弥生時代で日本の歴史を習ったと思います。もちろん、私もその1人です。

北海道では、本州とは少し違う時代の歴史があるようです。

縄文時代が終わるとそのまま続縄文へと移り、その後は擦文(さつもん)時代へとなっていきます。その後はよく耳にしたことがあるアイヌ文化期へとなっていきます。このアイヌという時代は非常に長く鎌倉時代から江戸時代の最後に侵略を受け明治になるまでの約700年近くもアイヌという時代でした。もう、これだけも北海道には独自の文化・歴史があったのだとしみじみ感じることがあります。

沖縄がかつて琉球の時代に独自の文化を築いたように北海道もしかりでした。北海道遺産にアイヌ語地名、アイヌ文様、アイヌ口承文芸などが登録されていますが、いつかは世界遺産になってほしいと個人的に思いました。

 

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復元した史跡です。

釧路湿原のすぐ近くにあり、遊歩道もあります。是非、湿原観光のついでに立ち寄ってみてください。