本好きナースマン

色んな本を読んで日々の生活に潤いを与えています。目指すは年間100冊読了。

世界のすごい城と宮殿333 

地球の歩き方シリーズです。

世界の城には、様々あって基本的には防衛という役目が本来だと思いますが、防衛するために自然の地形を生かしたり、2重や3重の塀を建設したり、星形の要塞にしたりと様々です。特にヨーロッパにおいては大陸続きで、時代に対応した防衛力が高く求められたいたように思います。また、戦争に勝利した祝いとして凱旋門や豪華絢爛な宮殿が各地に建てられました。

見る物を圧倒するスケール。世界各地に城はありますが、やはりヨーロッパの城や宮殿巡りといったものを死ぬまでに叶えたいなと思っています。

 

今回の本の中で気になった城を1つ紹介します。今、何かと話題になっているイギリス。エリザベス女王が先日亡くなられました。96歳でした。慎んでご冥福をお祈りします。

エリザベス女王についてきになる方は

エリザベス2世 - Wikipedia

 

さて、そんなイギリスにある

セント・マイケルズ・マウントという城をご存知でしょうか?

・セント=「Saint」セイントをセントとも表記することがあるようで「聖人」の意味になり、日本語では「聖」をセントと読むことがあるよう。

 

・マイケルズ=「Michael」は英語読み。ドイツ語ではミヒャエル、フランス語ではミシェル、イタリア語ではミケーレ、スペイン語ポルトガル語ではミゲル、ロシア語ではミハエル、フィンランド語ではミカに相当する。

旧約聖書の『ダニエル書』、新約聖書の『ユダの手紙』、『ヨハネの黙示録』に登場する大天使ミカエルの英語形。

 

・マウント=登るや乗るなどの意味がありますが、名詞で「山」と表記されることが多いです。

 

つまり、セント・マイケルズ・マウントは『聖マイケルズの山』ですが、ここまで聞いたらピンとくるかたもいると思います。フランス語でマイケルズはミシェルですので、聖ミシェルの山と言えば、フランスのモン・サン・ミシェルです。

実はイギリス版のモン・サン・ミシェルなのだそう。しかも、干潮時には、島へ通じる道が出現する点でも似ています。そして、もともとの修道院を改装した城で、修道院としてモン・サン・ミシェルの管理下にあったそう。

2つの修道院はどちらも、もともとは先住民であるケルト人の聖地だったのだが、キリスト教の聖地になったものだそう。

英国版モン・サン・ミッシェル】セント・マイケルズ・マウント ...

イギリスのモン​・サン・ミシェル?海に囲まれた美しき古城 ...

これだけ見たらモン・サン・ミシェル??と思ってしまうかもしれませんね。

他にも素敵な城や宮殿が載っているので、読みだけで旅した気分になれますし、行きたくなります。ぜひ読んでみてください。