本好きナースマン

色んな本を読んで日々の生活に潤いを与えています。目指すは年間100冊読了。

国民年金

先程、ニュースで国民年金納付期間45年に延長に向け、検討に入るという記事を見ました。

 

さてさて、どうしたもんでしょう。

国民年金の支払いは国民の義務だったと思いますが、支払い期間が延びるという事ですね。

という事は60歳から65歳も働いていた方が負担が済むということ。だからみんな働くしかない。世の中の人はどうかわかりませんが、本当に仕事が好きで好きで、それでもいいよ。っていう人どれくらいいるんだろう…。自分も仕事にやりがいや誇りはもっているけれど、体が動くまで働きたいかというと自信をもってNO!!と言いたい。

自分の好きな事に時間を気にすることなく費やすことのできる期間を日本人は死ぬまでにどれだけ持つことができるのだろうか。年休制度もあるが、満足にとることもできない人は多いし、朝から夜まで働く。土日や夜に働く不規則な人もいる。

社会保障などが充実しているフィンランドでは、年休取得日数が週休二日や休日以外で6週間あるという。

もちろん、みんながみんなとれる訳ではないだろうが、国として休暇は完全なフリータイムとして浸透しているようで、仕事のことは全く考えず、夏など一ヶ月とかを自然の中で過ごしたり、旅行したりする人が多いのだそう。しっかり休んで、スッキリして働く。メリハリがある。こうした働き方があれば、例え60から65歳という時間を労働に時間を搾取されても少しは納得できるかもしれないが、貴重な5年間を奪われることに今はまだ納得ができないし、そうであれば、やはり自分なりにプチFIREでもいいから経済的自由を得るために、今何をすべきか考えることは非常に重要である。

お金は無限だが、時間は有限。皆に等しく平等で24時間しかない。そして、3分の1くらいは睡眠をしないと十分に体や脳が機能しない。そして、ご飯や働く時間、子育てにあてる時間を除いたら、1日のうちで自分に当てられる時間はわずかでしかない。その時間をできるかぎり浪費ではなく、投資として充実したものにしていきたいと感じた。

国の力も弱く、円安加速、輸入大国、超少子高齢化社会。ITや学力も後退しつつある。

そう遠くない未来、いやすでに遅れをとり始めているし、ますます引き離される。自分や家族がどう幸せにあるべきかをしっかり考えていきたい。